第4話 手打ちそば・そばがき
お蕎麦(そば)
そばは寒冷地でもやせ地・山間地でも育つので県内でも、利根・沼田や埼玉長野と県境の西南部の山間地で多く栽培されていました。
最近ではあちらこちらで栽培され可憐な白い花をみかけます。そばは栄養のバランスが良いのです。
そばといえば何と言っても風味ですねえ・・・・。
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手打ちそば
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そば粉……………………250g
小麦粉……………………250g
水またはぬるま湯………220〜240g
そば粉(打ち粉用)……適量
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@.そば粉と小麦粉は良く混ぜ合わせておきます。
A.水またはぬるま湯を2〜3回に分けて粉全体に水分がなじむように混ぜます。(水分の量は季節により加減しますがうどんよりは固めにします。)
※はじめはパラパラで不安になると思いますが、しばらくまとめるようにこねているとまとまってきます。耳たぶくらいの固さになるまで。
B.打ち粉をした麺板の上で伸ばします。最初は手のひらで押し麺棒で前後左右に押し広げ、2〜3mmの厚さまで伸ばします。(この時の打ち粉は、そば粉を使ったほうが風味が増します)
C.そばを切るときは折り重ねます。半分に折り、さらに手前に半分に折り返します。たっぷり打ち粉をして2〜3mmに切ります。
<ゆで方>
D.たっぷりの煮立った湯にそばをパラパラとほぐしながら入れ、箸でゆっくり、静かに前後にかき回します。
湯が沸き立ち、そばが浮かんできたら、すくい上げたっぷりの水の中で流水しながら静かにかき回し、そばのぬめりをとります。
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●打つときは出来るだけ部屋に風を入れない(風があたるとそばは切れやすい)
●そばのつなぎにやまといも、長いも、卵などを使うと打ちやすくなります。使うときは水分量に含めてください。水分量の半分くらいを目安に水分に溶いて使ってください。
※そばは挽きたて・打ちたて・上げたての3たてが美味しいのです。早くいただきましょう。
<目先を変えて>
★この手打ちそばの上に大根を皮をむいた千切大根にして茹でたものをのせて一緒に食するとこれもまた美味、さっぱりした食感が味わえます。
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そばがき
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そば粉……………………100g
熱湯………………………220cc
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@.お湯はぐらぐら沸かしておきます。
A.鍋にそば粉を入れ、熱湯を加え手早くしっかりかき混ぜ、ねっとりとしてそばの良い香りが出てきたら器に移します。
B.酢醤油またはからし醤油・砂糖醤油で食べます。薬味に根しょうが、さらしねぎ、唐辛子、のりなどを加えると味が引き立ちます。
お湯を沸かします 熱湯を入れ手早くかき混ぜます 器に盛りつけます
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●良く手早くかき混ぜることでそばの風味が増します。
●甘い小豆をのせて、そばぜんざいとしても美味しいです。
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